プラハ・バロック合奏団 Prague Baroque Ensemble
チェコの優れた音楽家たちの才能を結集し、1982年に結成された正統派バロック・アンサンブル。ヴォーイチェフ・ヨウザ(オーボエ)が芸術監督を務める。このアンサンブルは、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとするチェコの代表的オーケストラのメンバーで構成されている。 表現力豊かな現代の楽器を用いて、バロック奏法による意欲的で緻密な楽曲解釈の研究に熱心に取り組んでおり、そのレパートリーは室内ソナタをはじめ、より大きな編成の合奏協奏曲や組曲、バッハほかの宗教・世俗カンタータなどにも及ぶ。1993年には、バロック時代を代表するボヘミア出身の作曲家J.D.ゼレンカのソナタ全集を録音。 チェコ放送局による「ゼレンカ没後250年記念~ゼレンカへのオマージュ」と題するコンサート・シリーズで数々のゼレンカ作品を演奏。チェコ・ラジオ放送局やチェコ・テレビ局と共同で様々なプロジェクトに取り組むほか、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート・シリーズにも参加している。2001年初来日。毎年恒例となった日本各地でのクリスマス公演は好評を博している。
◎編成(10名):
オーボエ2名/ファゴット1名/ヴァイオリン3名/ヴィオラ/チェロ/コントラバス/チェンバロ
バロック&クリスマス名曲集