Czech Philharmonic Chamber Orchestra

チェコ・フィルハーモニー室内合奏団

音楽の名匠たちが醸し出す芳醇な弦の響き
 

【プロフィール】

チェコ・フィルハーモニー室内合奏団 
Czech Philharmonic Chamber Orchestra

名門チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のトップ弦楽器奏者により1980年に創立。創立と同時にチェコ・フィルのリーダーで、指揮者を持たない優れたオーケストラとして知られるプラハ室内管弦楽団のリーダーでもあったペトゥル・スクヴォルが音楽監督に任命された。ヨゼフ・ス-クの指揮で演奏された旗揚げ公演は、洗練された完全な一体感のあるサウンドで、聴衆、評論家の絶賛を浴びた。通常は指揮無しで演奏するが、ヨゼフ・ス-クをはじめ、ヴァーツラフ・ノイマン、リボル・ペシェック、ズデニェク・コシュラーなどの巨匠達の指揮でも度々演奏した。またチェコ内外の著名なソリストとの共演も多い。

長年にわたりチェコ・フィルのアシスタント・コンサートマスターを務め、プラハ室内管弦楽団やプラハ放送交響楽団のコンサートマスターを経て、1996年から当合奏団をリーダーとして率いたパヴェル・プラントルの急逝により、2008年、スーク室内管弦楽団のリーダーを経て、現在プラハ放送交響楽団の第1コンサートマスターを務めるヴラスティミル・コブルレが当合奏団のリーダーに迎えられた。コブルレ率いる2011年日本公演では、NHKが収録、BS「クラシック倶楽部」、Eテレ「らららクラシック」でオンエアされるなど絶賛を博した。
レパートリーは、ゼレンカ、シュターミッツ、テレマン、ヴィヴァルディ、バッハ、ハイドン、マルチェロ、ヘンデル、パーセル、パッヘルベル、モーツェルト等、バロック・古典派を中心に、スーク、ヤナーチェク、ブリテン、レスピーギ、ロータなど近代・現代曲まで幅広い。チェコ国内での演奏活動のほか、日本、オーストリア、ドイツ、イタリア、スペイン、スイスなどに頻繁に招かれている。

◎編成(12名):
第1ヴァイオリン4名/第2ヴァイオリン3名/ヴィオラ2名/チェロ2名/コントラバス1名
 ※2018年来日公演では、人気ギタリスト、アナ・ヴィドヴィチとの共演も予定