【2017年来日公演・出演者変更のお知らせ】『エベーヌ弦楽四重奏団』のヴィオラ奏者、アドリアン・ボワソーは、両手首の腱炎のため来日が不可能となりました。同四重奏団は今年7月から8月初めまでの約1ヶ月に渡り、ヴィオラ奏者を変更してヨーロッパ公演を続けて参りました。しかし、その後もボワソーの症状の回復が思わしくなく、医師の診断により更に3ヶ月間の休養と治療が必要との結論に至り、新シーズン9月~10月についてもヴィオラ奏者を変更して演奏活動を行う事となりました。この度の日本公演では、ボワソーに代わり、カヴァティーヌ四重奏団(2013年バンフ国際弦楽四重奏コンクール第2位)、2016年エクサン・プロヴァンス音楽祭ライブ録音CD(ディアパゾン金賞)など、室内楽奏者として活躍するマリー・シレムがヴィオラ奏者を務めます。事情ご賢察の上、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。  株式会社メロス・アーツ・マネジメント

『エベーヌ弦楽四重奏団からのメッセージ』/『マリー・シレム(ヴィオラ)プロフィール』
【追記】マリー・シレムは2017年11月より「エベーヌ弦楽四重奏団」の正式メンバーになることが発表されました。(2017年10月20日現在)

世界の室内楽シーンを熱狂させる
フランスの新世代カルテット。

2015年に次ぐ2年ぶりの来日。

エベーヌ弦楽四重奏団 2017年来日公演
Quatuor Ébène    ※終了しました
日 時

2017年10月07日(土) 17:00開演(16:30開場)※チケット完売
2017年10月10日(火) 19:00開演(18:30開場)※チケット完売

会 場 東京/HAKUJU HALL(小田急線・代々木八幡駅)
出 演

エベーヌ弦楽四重奏団  Quatuor Ébène

ピエール・コロンベ(ヴァイオリン)Pierre Colombet , violin
ガブリエル・ル・マガデュール(ヴァイオリン)Gabriel Le Magadure , violin

アドリアン・ボワソー(ヴィオラ)Adrien Boisseau, viola【手の故障のため来日中止】
ラファエル・メルラン(チェロ)Raphaël Merlin , cello

マリー・シレム(ヴィオラ)Marie Chilemme , viola【ボワソーに代り出演します】

曲 目

10/7◆≪クラシック・プログラム≫
ハイドン:弦楽四重奏曲 第76番 ニ短調 Op.76-2 Hob.III-76「五度」
フォーレ:弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.121
*****
※出演者変更に伴い、後半の曲目が変更となりました。何卒ご了承下さい。

【変更前】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」
         
​↓​↓
【変更後】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 Op.130「大フーガ」付き


10/10◆≪クラシック+ジャズ・プログラム≫
    
※出演者変更に伴う曲目変更はございません
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
*****
チャールズ・ミンガス:フォーバス知事の寓話
セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト
ヴィクター・ヤング:星影のステラ
ブラッド・メルドー:報われぬ思い ほか予定

※この度の変更に伴うチケットの払い戻しはございません。

※やむを得ず出演者・曲目等が変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

チケット 全席指定¥7,000 (両日とも完売)
発売日 2017/5/13(土) 一般発売
お申込み

HakujuHallチケットセンター03-5478-8700(火-土10:00-18:00)
Hakuju Hallオンラインチケット予約 http://www.hakujuhall.jp/

チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:327-266] 
ローソンチケット 0570-084-003  [Lコード:33679] 
e+(イープラス)http://eplus.jp
 

主催・協力

主催:Hakuju Hall  株式会社白寿生科学研究所
   メロス・アーツ・マネジメント
協力:ワーナーミュージック・ジャパン

【エベーヌ弦楽四重奏団より~日本の皆様へ】
 ヴィオラのアドリアン・ボワソーが両手首の腱炎のため数か月にわたって演奏活動から離れなければならないと知って、私たちはこの困難な状況をいろいろな観点から検討せざるを得ませんでした。私たちのクァルテットそして音楽の固有性は日々誠実に仕事をする中から生まれるものであり、それでこそ私たちは常に高い演奏の質を維持できています。
 一方で、クァルテットの活動を中断することはできません。コンサートの予定、ことに私たちが待ち望んでいる日本ツアーの日程を変更することはありえません。これが、私たちが別の奏者を探さざるを得なかった理由です。
 幸い、私たちはフランス最高のヴィオラ奏者の一人であるマリー・シレムと何年も前から付き合いがありました。マリーは、すでにトップクラスの弦楽四重奏団で経験を積んでいます。カヴァティーヌ・クァルテットの創設メンバーとして2013年にはバンフ国際弦楽四重奏コンクールで第2位を獲得しているのです。そして何より、私たちのレパートリーをすべて知っています。マリーは、10月中の全ツアーにヴィオラ奏者として加わることを承諾し、自分のスケジュールを調整してくれました。
 素晴らしい音楽家・演奏家というだけでなく、聡明かつエネルギッシュで経験豊かな室内楽奏者であるマリーがいれば、ツアーは素晴らしい成功を収めると保証されたようなもの。最高のニュースです!
マリーには心から感謝しています。日本で演奏するという機会は、私たちにとって感謝に尽くせないほど光栄なことだからです。
マリーはまた、プロ意識と強力な自発性をもって責任をまっとうしたいという強い意欲を表明してくれました。マリーが私たち全員を刺激し、クァルテット活動の重要な局面に果敢に貢献してくれるであろうことは疑いもありません。
 当面の難局はひとまず回避できましたが、私たちのアドリアンが一日も早くすっかり回復するよう願ってやみません。
2017年8月
エベーヌ弦楽四重奏団   Quatuor Ébène

マリー・シレム(ヴィオラ)
Marie Chilemme,viola
写真:(C)Natacha Colmez

マリー・シレム(ヴィオラ)Marie Chilemme , viola

1988年仏トゥールーズに生まれ、3才よりヴィオラを始める。2005年よりパリ国立高等音楽院にて学ぶ。2008年から2013年までの毎年、小澤征爾スイス国際音楽アカデミーの受講生に選ばれ、小澤征爾をはじめ、パメラ・フランク、ロバート・マン、今井信子、原田禎夫等の指導を受ける。2010年にパリ国立高等音楽院卒業後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学にてタベア・ツィンマーマンおよびアルテミス・カルテットに師事する。2012年カヴァティーヌ四重奏団を結成、同年9月にはハンブルグ国際室内楽コンクールで入賞、翌20138月にはカナダのバンフ国際弦楽四重奏コンクールで第2位となった。ヨーロッパ各地の著名な音楽祭にも招かれ、2016年のエクサン・プロヴァンス音楽祭でルノー・カピュソン、ゴーティエ・カピュソン、ジェラール・コセ、クレメンス・ハーゲン等と共演したブラームスの六重奏はライブ録音CDとしてリリースされ、ディアパゾン金賞(仏)を受賞した。(20178月現在)
【追記】2017年11月より「エベーヌ弦楽四重奏団」の正式メンバーになることが発表されました。(2017年10月20日現在)

【2017年 全国日程】 ※終了しました

■10/7(土)17:00 東京/Hakuju Hall【問】同ホール03-5478-8700 ◎5/13一般発売 ※チケット完売

■10/8(日)15:00 滋賀/びわ湖ホール小ホール【問】同ホール077-523-7136 ◎7/1一般発売

■10/9(月祝)14:00 横浜/フィリアホール【問】同ホール045-982-9999 ◎4/8一般発売

■10/10(火)19:00 東京/Hakuju Hall【問】同ホール03-5478-8700 ◎5/13一般発売 ※チケット完売

■10/12(木)14:00 群馬/高崎シティギャラリーコアホール【問】同ホール027-328-5050 ◎6/21発売

■10/14(土)18:00 長野/松本市音楽文化ホール【問】同ホール0263-47-2004 ◎7/15発売

■10/15(日)14:00 東京/小金井 宮地楽器ホール【問】同ホール042-380-8099 ◎6/30一般発売

【2017年 日本公演プログラム】

≪クラシック・プログラム≫※10/7(土)東京/Hakuju Hall公演のみの限定プログラム

ハイドン:弦楽四重奏曲 第76番 ニ短調 Op.76-2 Hob.III-76「五度」
フォーレ:弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.121
*****
※出演者変更に伴い、後半の曲目が変更となりました。

【変更前】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」
         ↓​↓​↓
【変更後】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 Op.130「大フーガ」付き

 

≪クラシック+ジャズ・プログラム≫※出演者変更に伴う曲目の変更はございません
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」

*****
(※第二部で演奏された曲目)

1.ウェイン・ショーター:フットプリンツ 
Wayne Shorter : Footprints
2.エルメート・パスコアール:べべ
Hermeto Pascoal : Bebê
3.マイルス・デイヴィス:マイルストーン
Miles Davis : Milestones
4.セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト ~ エロル・ガーナー:ミスティ
Thelonious Monk : 'Round Midnight~ Erroll Garner : Misty
5.チャールズ・ミンガス:フォーバス知事の寓話
Charles Mingus : Fables of Faubus
6.ブラッド・メルドー:報われぬ思い
Brad Mehldau : Unrequited
7.ウェイン・ショーター:アナ・マリア
Wayne Shorter : Ana Maria 
8.エデン・アーベ:ネイチャー・ボーイ
Eden Ahbez : Nature Boy

<アンコール>
アストル・ピアソラ:リベルタンゴ
Astor Piazzolla : Libertango